【出演】
飯田一史(『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』著者、出版ジャーナリスト)
中岡祐介(株式会社石堂書店代表代行、本屋・生活綴方主宰、株式会社三輪舎代表)
丸善や有隣堂の創業の地である横浜で、本屋はどんな歩みをしてきたのか。
開発が進むたびに出店を競って激突してきた老舗・大型書店の話は社史や市史といった資料から。
町の中小書店の風景の変遷は、妙蓮寺で75年続く石堂書店の先代からの聞き取りから。
ふたつの視点を交錯させながら横浜/神奈川の本屋の歴史をたどり、いまどんな動きがあるのかを語ります。
かつてを知る(元)書店員の方、いま地元で本に関わっている皆さまのご参加をお待ちしています。
飯田一史
1982年、青森県むつ市出身。出版ジャーナリスト、ライター。出版社で雑誌や小説の編集者を経て、独立。著書に『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』『「若者の読書離れ」というウソ』『いま、子どもの本が売れる理由』『ウェブ小説30年史』『マンガ雑誌は死んだ。で、どうなるの?』などがある。JPIC読書アドバイザー養成講座講師。電流協アワード選考委員。
中岡祐介
1982年、茨城県ひたちなか市出身、約8年間勤めた会社を脱落した後、出版経験がないまま出版社・三輪舎を創業。参加。2020年2月、本屋・生活綴方を開業。本を売るだけでなく、本をつくる本屋として、孔版印刷機・リソグラフをつかった小規模出版レーベル「生活綴方出版部」を開始。株式会社三輪舎・代表取締役。株式会社石堂書店・代表代行、生活綴方出版部主宰。